多頭飼いの人なら考える価値あり

2 2月
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増える葬儀と霊園の整備

子供を持たず、その代わりに犬を子供のようにかわいがって暮らす夫婦が増えています。
こうした選択をする人たちの中には、多頭飼いをするケースも少なくなく、二匹以上の犬と暮らしていることが珍しくありません。
一つには、子供を持たないことで夫婦共働きができることから、日中、お留守番をさせる際に一匹ではかわいそうということで、二匹以上で飼うことになるという流れです。

あるいは、特定の犬種に惚れ込み、何匹も飼う人もいて、こうした人の場合は、家族である愛犬が亡くなったとき、霊園に個人でお墓を購入するのもいいでしょう。
共に暮らした家族である愛犬たちは、順番に年を取って天国へと旅立っていきます。

そのたびにお葬式を行い、お骨を土に返すことになるわけですが、一緒に暮らした犬同士、一つのお墓の中に入れて土に返してやれれば、またみんな仲良く過ごせることでしょう。
多頭飼いをする人の特徴として、天国へ旅立った子がいれば、また新しい子を迎えることが多いため、共同墓地ではなく自分たちの家族だけのお墓を作る価値は十分にあります。
お墓を作っても、たった一匹だけで眠るのはかえって寂しいでしょうから、そんな子は共同墓地が向いていますが、何匹も飼っていて、これから先も犬と暮らし続けるつもりなら、愛犬たちの弔いをしっかりできる我が家の墓があった方がいいと思われます。

納骨の際はお墓の前で

共同墓地にお骨を納めるにしても、霊園では僧侶がきちんと読経を行い、納骨の儀式を行ってくれます。

これが多頭飼いで、自分の家の愛犬のためだけのお墓を購入したのであれば、お墓の前で読経して、納骨をしてくれます。
亡くなった子のためだけの読経ですから、きっと安心して天国に逝ってくれることでしょう。
先に亡くなった子がいるなら、迎えに来てくれているのではないでしょうか。

お墓には名前を刻むことができますので、多頭飼いであれば、あらかじめスペースを空けておき、順に名前を刻めるようにしておきます。
名前を刻む料金は、愛犬を送るたびに必要になりますが、お墓の代金そのものは最初に買ったときに支払います。

ただし、お墓は区画によって分けられており、見晴らしのよいところや大きめの区画は値段が高くなります。
多頭飼いで大きめの墓石を作る必要があると、いきおい見晴らしのよい広い場所で購入することになり、値段も相応に上がってくると考えておく必要があるでしょう。
とはいえ、我が家の子のためだけにお墓を作って埋葬できるのは、多頭飼いをする飼い主としては本望だと思われます。

定期的にお参りを

共同墓地に納骨された子たちの場合、たくさんの飼い主が訪れ、花を手向けたり、お供え物をしたりしますので、常に花とお供え物があふれています。

その点、個人でお墓を購入した場合、お墓参りに行ってあげないことには、お花もお供え物もなしという状態になります。
昨今、ペット霊園は美しく整備され、緑豊かな場所に作られていますので、多頭飼いをしている飼い主なら、今、元気で暮らしている愛犬たちを車に乗せ、しばしばペット霊園を訪れるようにするといいでしょう。
火葬場と霊園は近くにあることがほとんどですので、火葬をしてからお墓に納骨するまでのお葬式を、一度に済ませることができます。

あるいは、お骨を持ち帰り、しばらく家で弔ったのち、土に返すこともできます。
初めての子であれば、お墓が出来上がるまではいったんお骨を家に持ち帰ることになりますが、お墓を購入したあとは、火葬の後、すぐに納骨することが可能です。
多頭飼いをすれば、必然的にペットのお葬式を経験する機会が増えますので、お墓を購入するという選択をした場合には、お墓参りがしやすいところを選んでお葬式をすることも重要です。