一人暮らしの人がペットを亡くしたとき

28 1月
0

最愛のパートナーだったから

最近は一人暮らしでも、ペットを飼えるマンションが増えてきています。
かつては一人暮らし用のマンションだと、日中、誰もいないために世話ができないことから、飼育を禁止するところがほとんどでした。
しかしながら、昨今、賃貸マンションを借りる人が減少の一途をたどっていることから、他との差別化を図るために許可していると思われます。

実際、ペット可としていながらも条件付きとしている物件は多く、たいていは犬なら小型犬サイズまで、そして猫、さらに鳴かないという点でうさぎを飼う人も増えてきています。

昔から猫は家につくといい、柱の爪とぎなどにさえ気を付ければ、基本的に一匹でお留守番ができます。
犬も、お留守番するのが当たり前ととらえるようにしつければ、飼い主の帰りを待っていてくれるでしょう。
一人暮らしの部屋に帰るのが寂しいときもありますが、愛するワンちゃん、ネコちゃんが待っていてくれるとなれば、寂しくありません。
ウサギもなつく種類を選ぶことによって、動物と心を通わせることができるようになり、そんな毎日は寂しさを大いに軽減してくれるはずです。
おそらく、気が付けば最愛のパートナーになっていたということを、その命が終わったときに初めて実感するのではないでしょうか。

あまりの寂しさに気が動転してしまうでしょうが、一人と一匹で共に暮らしたからこそ、手厚く葬ってやらなければなりません。

ペットだと休みがもらえない

これが人間の家族であれば会社も休みをくれますが、ペットが亡くなったからお葬式をしますので休みますと言っても、おそらく取らせてくれるところはないでしょう。
そのため、お葬式をしたいけれど仕事を休めないという人は、霊園に依頼し、亡骸を預け、お骨にしてまた戻してもらうという方法か、お骨にしてすぐに共同墓地に納骨という方法を採るかの、二者択一となるでしょう。

お骨にして返してもらうには、火葬にかかるお金と骨壺代金、そしてお骨をまた持ってきてもらうための料金が必要になりますが、最愛のパートナーを荼毘に付し、そのお骨をいったん手元に戻すことができます。

四十九日、もしくは百か日の間、自分で祭壇を作り、お水と好きだったおやつをお供えし、手を合わせることで、その命が終わったことを改めて現実として受け入れていきます。
お骨になっても相変わらずのお留守番ですが、きっともう一度部屋に戻ってこられたことを、ペットもうれしく思うのではないでしょうか。

休みの日に霊園に行ってお別れしよう

仏教においては、四十九日が一般的な納骨の日に当たりますので、一人暮らしの部屋でお骨になったパートナーと四十九日間を過ごしたら、休みを取って霊園を訪れ、お骨を土に返してやるのがいいでしょう。
霊園側にあらかじめ、何月何日に納骨したいのでよろしくと伝えておけば、準備をして待っていてくれます。
納骨場所は共同墓地か、墓地を購入してお墓を作り、そこに納骨するかのどちらかになりますので、お墓を作るつもりなら、早めに手配しておく必要があります。

けれども、たいていの子がみんな共同墓地の土に返され、眠りについていますので、一人暮らしならお墓を作るより、共同墓地で眠らせてあげるのがいいのではないでしょうか。
多くの子が眠っているため、花が絶えませんし、さまざまなお供え物が常に置かれています。
犬用もあれば猫用もあり、中にはうさぎや鳥のためのフードなどもお供えされているあたり、みんな仲良く眠っているのだと感じられ、心が癒されます。

休みがうまく合わないと、一人暮らしの人が立ち合い火葬のお葬式をすることは厳しいですが、きちんとした霊園なら、そういう人のための手段をちゃんと用意しておいてくれていますので、安心できます。
自分にできる限りのお葬式を済ませ、感謝の気持ちを持ち続けながら、お別れすることができるでしょう。