2008年12月01日
<目の健康ワンポイント>
網膜剥離の前兆は視野の異変
セントラル眼科今川内 医学博士 渡辺邦彦
Q 知人が網膜剥離の手術を受けました。どのような症状があるのでしょうか。また、予防策はありますか。
A 網膜剥離の前兆の症状として、「飛蚊症」があります。これは、目の前を蚊のような、あるいはゴミのような物が飛んでいるように見えることをいいます。この症状は急に現れるのが特徴です。
次に「光視症」があります。これは、収縮した硝子体が網膜を引っ張って刺激することで、視野の端にキラキラした光や閃光が見えることをいいます。
また、網膜剥離が起こると、視力が低下し、視野の一部が欠けてしまう視野欠損が現れるようになります。
予防ですが、日常的に目を強くこすったり、たたいたりすることは良くありません。また、加齢により、網膜と硝子体の間にすき間ができることがあり、これを後部硝子体剥離といい、網膜剥離の原因となります。
一昔前は網膜剥離は失明の危険性が高い恐ろしい病気と考えられていましたが、現在では治療技術が進歩し、95%以上の方が視力や視野を回復し、元の生活に戻ることができる時代になりました。しかし、発見が遅れますと、治療も回復も困難になりますので、早期発見が大切です。
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