2008年07月01日

TDLホテル総支配人
ベスフォードさん(51)

大切なおもてなしの心

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 7月8日に開業する東京ディズニーランドホテルの初代総支配人には、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ総支配人でもあるチャールズ・ベスフォードさん(51)が就任しました。
 ベスフォードさんは昭和32年3月、横浜市で5人兄弟の末っ子として誕生。両親は英国人ですが、父親が都内で歯科医を開業していた関係で、小学校卒業まで日本で暮らしました。日本語は日本人と同じように話すことができます。
 「両親はよくホームパーティーを開いていて、私もその手伝いをして、お客さんをもてなすのが大好きだったんです。小さい時から、将来はホテルのマネージャーになると自分も家族も思っていました」
 小学校卒業と同時に単身渡英し、全寮制のハイスクールへ。卒業後はスイスのホテル学校に進学する予定でしたが、入学の年齢に達するまでに1年間あったので、いったん帰国して、東京ヒルトンに入社。1年後、スイスへ行こうとしたところ、引き留められ、ホテル学校卒業生と同等のポストを与えられることになりました。
 その後、ホテル学校の教科は通信大学で履修し、料飲部門で活躍。東京、マニラ、ソウル、大阪、そして、浦安のヒルトン東京ベイで料飲担当の支配人を歴任し、平成5年にはウェスティンホテル大阪で初代総支配人に。
 平成8年、オリエンタルランドに入社し、同社の100%子会社、舞浜リゾートホテルズ(現ミリアルリゾートホテルズ)常務取締役に。
 ヒルトン東京ベイに勤務していた5年間、浦安に住んでいたので、オリエンタルランドから声がかかった時は「また浦安に戻れる」と喜んだそうです。
 「新浦安はきれいで、道も広くて、住んでいて気持ちがいいし、下町の雰囲気を味わいたければ、元町があります。リゾートエリアとしても国内で最も将来性のあるこの地で働くことができて、感謝しています」
 12年、ディズニーアンバサダーホテル初代総支配人、翌13年にはホテルミラコスタでも初代総支配人に就任。
 ディズニーブランドの3ホテルすべてで初代総支配人を務めるという大役を果たしていますが、最初のアンバサダーホテル開業時には宿泊予約の電話回線がパンクし、2カ月近く電話がつながりにくい状態になってしまったという失敗談も。
 「受付電話は余裕をもって用意していたのですが、最初の30分で予約が満杯になるという勢いで、回線が足りず、多くの方に迷惑をかけてしまいました。急きょ、横浜にコールセンターを作って、現在のような東京ディズニーリゾート総合予約センターの体制ができました」
 ほかのディズニーホテルと比べての特徴は「グレードは3ホテルとも同じです。このホテルでは線路や道路に接近しているところには客室を作っていないので、多くの部屋からパークを見ることができ、パークの見えない部屋はピーターパンやシンデレラなどのキャラクタールームになっているので、どの部屋でもパークを身近に感じていただけることと思います」。
 サービスもディズニーホテルらしく「ディズニーの魔法が続いているようなサービスを目指しています。スタッフはゲストと積極的に会話し、お子さんを歓迎します。都内の一流ホテルで求められるサービスとは少し異なりますね。また、ホテルの中のことだけでなく、今日のパレードは何時からかとゲストに聞かれたら、速やかに答えなければなりません。しかし、どんなホテルでも一番大事なのはおもてなしの気持ち。『本当によく来てくださいました』という気持ちを持ち続けていれば、きっと伝わると信じています」。
 趣味はサイクリングと読書。サイクリングは20年前、ソウルで始め、今も職場の仲間と一緒に、週末には浦安から埼玉県までの50~100kmを走っています。