2008年06月01日

県議・内田えつしの県政報告(12)

疑問多い消防の広域化

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 本文 3月、新しい消防庁舎が開所しました。最新の機能を備え、浦安市の防災の要となる施設です。
 浦安市では独自に消防本部を設置し、消防体制の充実を図ってきましたが、財政運営の効率化などの観点から、国では消防業務をいくつかの市が共同で行う広域化の検討が進められてきました。
 千葉県においても、この2月、「消防広域化推進計画」が策定され、市町や事務組合31の消防本部を7ブロックの消防本部とする広域化についての方向が示されました。
 この計画では、広域化のメリットとしては、現場到着時間の短縮、現場活動人員の増強やはしご車などの高度な資機材の充足が挙げられています。しかし、こういったメリットは本当なのでしょうか。
 浦安市は、市川市、船橋市、八千代市、鎌ヶ谷市、習志野市の6市でブロックを組むこととされており、6市の全消防職員を一つの消防本部が指揮することになります。
 確かに、広域化によって、突発的な事故や高層ビル火災などの都市型災害等に対して十分な消防力が確保されることはわかりますが、その一方で浦安市単独の場合と比較して、疑問の残る部分も数多くあります。
 消防の指揮系統が市と切り離されることによって、地震などの大規模広域災害時における消防と市との連携はどのようになるのでしょうか。
 日の出地区に消防施設用地が確保されていながら、未整備のままであるように、浦安市の消防力は十分とはいえない状況です。こうした施設整備抜きでは現場到着時間の短縮はできませんが、では、この整備は浦安市が行うのでしょうか。それとも、6市が一緒になって行うのでしょうか。
 こうした詳細な部分が計画では示されておらず、このまま消防の広域化を進めることは問題を積み残す恐れがあります。
 県に対して詳細な情報の提供を求めていくとともに、消防広域化によって浦安市の消防力が後退することのないよう働きかけていきます。

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