2007年03月01日
<青木幸作のLet's do sports>
スポーツの楽しさ
解放感、競争、上達、仲間…見つかれば継続の力に
春は何か新しいことを始めたくなる季節。中学生になる子なら部活は何に入ろうかとか、小学生になる子を持つ親御さんなら何を習わせようかと悩む季節です。成長期にあっては、スポーツはカラダづくりの重要なカテゴリー。1つでもいいからスポーツは行ってほしいと思います。
地域のスポーツ少年団では〝楽しさ〟を売り物にする組織が増えてきました。「楽しいサッカー」「楽しい野球」等々。競技性を強調していては子どものココロは捕まえられないのでしょう。良いことです。
ただ、スポーツで得られる楽しさにはどんなものがあるのか、これを知らなければ楽しさは伝わらないでしょう。
スポーツの楽しさにはいくつかあります。
まずは解放感。日常から解放され、思う存分動き回れば、運動欲求が満たされます。
特に、小学生以下だと急激に神経が成長するので、じっとしてるのはつらいこと。動いているより待つ方が長いようなスポーツには嫌気がさします。
競争。スポーツ=競争と思われるくらい強く結びついています。勝敗を争い、勝利すれば、他人より秀でたいという尊厳の欲求は満たされます。
でも、そればかりにこだわると一部の上級者だけが楽しくて、ほかは…ということになってしまうので、おおらかな競争でなければいけません。
上達。記録が伸びる、うまくなるといった進歩、向上は楽しさの大きな要因です。
でも、進歩が止まった時、つまらなくなりますので、過剰な練習で上達を早めてしまうのは問題。少しずつです。
仲間。気の合う友との活動は楽しいもの。逆にいじめっ子がいたりすると、そのスポーツまで嫌いになることがあります。
公開性。人前で披露するのも楽しいことです。試合中はいつもベンチ!では、やる気がうせます。
ほかにも挑戦、創造性、スリル感などいろいろありますが、その中の1つの何かで楽しいと感じられれば、多少つらいことがあっても、乗り越えられるでしょう。楽しいだけで終わらないのもスポーツです。
(健康運動指導士、サッポロスポーツプラザPAL総支配人)
