2006年11月01日

3選市長 政策を語る
主要道路に路面電車構想
市民病院見直し民営化へ

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 16項目37事業に及ぶ政策公約(マニフェスト)は一字一句まで吟味して書き上げ、20回以上の校正を経て、ようやく仕上がった力作。
 「マニフェストを作って良かった。自分の中でやるべきことが整理されたし、やれるという自信にもつながりました」
 今後4年間、これを自身の〝バイブル〟として手元に置き、市幹部職員にも市の各事業について各自の目標管理と進行管理を求め、その成果をボーナスに反映させるなどして運営の効率化を図るつもり。
 「公立幼稚園で3歳児保育」に始まるマニフェストには市民病院の民営化、浦安駅周辺整備、浦安高校の再建などビッグプロジェクトが並びます。
 市民病院は患者数の減少などで年間12億円の赤字を出しており、穴埋めは浦安市と市川市で折半。建物の老朽化により耐震面でも問題があり、移転も必要になりそう。
 「すでに待ったなしのところまで来ています。緊急課題として取り組んでいきたい」
 浦安駅周辺整備は地権者との話し合いが進まず、20年以上前から課題のままでしたが、発想の転換をして、市有地を核に「できるところから始めよう」という方針に切り替えたところ、一気に完成予想の模型が作れるところまで具体化しています。
 「開発によって何が良くなり、人の流れがどう変わるのか、目に見える形で見せることで、周囲を巻き込もうという作戦です。最初に設定した再開発エリアの周辺からはエリアに加わりたいという打診も届いています」
 定員割れが続く市内の県立高校再建問題では「市立化」をしても教員の人事権は県教委にあるため、市と学校法人が手を組んでの「学校法人化」も視野に入れています。
 防犯強化のために「市立交番」も検討中。手始めに、建設が予定されている高洲公民館の一角に設け、警察官OBを採用するというアイデア。
 環境面では、欧米で交通渋滞緩和と環境問題解消のために導入が進んでいる新しいタイプの路面電車「LRT」(ライト・レール・トランジット)をシンボルロード、やなぎ通り、若潮通りに敷設し、理想としては、浦安、新浦安、舞浜の3駅間を循環させる構想。
 LRTは従来の路面電車を改良した超低床車両で、定時での運行、高速化、低騒音化などを実現した次世代型交通システム。強力な「市民の足」となることが期待されます。
 国土交通省が全国で10のモデル都市を選定して、LRTの導入を推進する方向を打ち出しており、浦安市が選ばれれば、計画も一気に現実味を帯びます。
 ネックは、クローバーインターを越える所をLRTが通るには警察の許可が必要で、この許可が出る基準が厳しいこと。
 また、来年4月から改正地方自治法が施行され、「副市長」が設置されることになりました。
 「副市長を何人置くかを含めた組織改正は12月議会、だれにするかの人事は3月議会に諮ることになります。困難の多い再開発事業に実績のある人たちをブレーンとして迎えられればと思っています」
 やらなければならないこともやりたいことも山積みで3期目がスタート。
 「住んで良かったと実感できる街づくりをしたい。公約実現に全力を尽くします」